旅立つまでにコスモ(バーニーズマウンテンドッグ)と過ごした大切な時間

私たち家族にとって かけがえのない 存在だったコスモ(6才半)。一緒に過ごしたその時間はあまりにも短く 切なすぎた。同じ病気を抱えている飼い主さんや 犬好きな皆さんに読んでいただきたくて書きました。 賛否両論あると思いますが、あくまで これは私が選んだコスモとの最後の迎え方です。

どうしよう?

先生に呼ばれて、検査結果をきいた。血液検査の数値がよくないとのこと。体力のあるうちに全身麻酔をかけて取った腫瘍を検査に出すのが一番正確なデータを取る事が出来ます。すぐやりませんか?と、言われた。
けど 、私はすぐにお願いしますとは言えなかった。
だってまだわからない。少し冷静になっていろいろな事を考えたかった。だから、その日は注射器を使って腫瘍から細胞をとって それを検査に出してどんなものなのかを調べてもらう事にした。
そこまでの事で、私は精一杯だった。
先生に最後に、”食欲が落ちているからどんなものを食べさせたらよいのでしょうか?”
という質問をした。 そうしたら、”今のうちに食べたいと思うものを何でも食べさせてあげてください。”だって。
先生、どういう意味?今のうちって。。。

 

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この頃は、最後のお花見かな?って コスモとおしゃべりしながら お散歩してた

 

 

腫瘍らしきものを見つけて初めて病院へ行った時

 

 

ある日、突然食いしん坊が食事をいらない。って、悲しそうな顔をしながら後ろへ1歩2歩
どうしたのかな?って思ってからだをよ〜く触っていたら 喉のあたりにビー玉くらいのコロコロしたものが2〜3つ。一瞬血の気が引くような気がした。でも、でも きっと大丈夫!私の考え過ぎ!
だから、次の日病院へ連れて行く時も そう自分に言い聞かせて がんばって行った。